嫡出避妊の訴え・父子関係不存在確認の訴え

東京都荒川区の行政書士、荒原です。

今日は先日お書きした、父子関係取り消しの訴えに続いて、

嫡出否認の訴えや父子関係不存在確認の訴えについてです。

無題 (14)

 

この2つの訴えは父子関係取り消しの訴えと異なるのは、

認知や届出をしていない時に、父親が自分の子ではないと訴えるのです。

つまり、大きな違いは

・父親が訴える。

・認知または届出する前、つまり承認する前に行う裁判です。

 

 

例えば、単身赴任で2年以上あっていないのに、

奥様が妊娠されたという場合。

物理的に単身赴任中の夫の子を妊娠することは不可能な場合に自分の子ではないと夫がする訴えが嫡出避妊または父子関係不存在確認の訴えです。

 

 

しかし、嫡出避妊の訴えと父子関係不存在確認の訴えと二つあるじゃないか?何が違うの?

それは嫡出子の可能性があるかないかです。

嫡出子とは、婚姻している間の男女の子を言います。

嫡出の可能性とは、婚姻の日か数えて201日目から婚姻している間、そして離婚した日から数えて300日目までの間に生まれた婚姻している男女の間の子です。

平成25年10月1日に結婚し、平成27年1月1日に離婚した場合には、

平成26年4月19日(婚姻の日から数えて201日目)以降に生まれた子。

平成27年9月28日(離婚した日から数えて300日目)までに生まれた子は嫡出子の可能性ある子、これを推定嫡出子と呼びます。

 

 

この嫡出子の可能性がある子、つまり推定嫡出子を自分の子でないと父親が訴える場合

この場合には嫡出否認の訴えを行います。

それに対してこの推定嫡出子出ない場合には、基本的には認知しなければ、可能です。

しかし、認知をすることを求められた場合などに、それを否定するのに使うのが、

父子関係不存在確認の訴えです。

 

 

また、父子関係不存在確認の訴えの場合には、

離婚から300日以後に生まれた子や婚姻から200日以内に生まれた子を自分の子ではないとする場合も行います。

 

 

ここまで、先日書いた父子関係取り消しの訴えと合わせて、

昨今、父子関係の問題が多く取り上げられ、父子関係が本当にあるのか、自分の父親は本当の親かなどの事が騒がれている今だからこそ、父子関係における争いがどのように行われるかを知っておくといいのではないかと思い、お書きしました。

しかし、私は基本的に子が成人なってから、もしくは子が物心つくまでの間に行われる以外には、

決して行われるべきではないと思います。

お子様の幸せがどこにあるのかそれを考えれるべきです。

人として、人間として自分の行為が正しいかを少し考えてから訴えを起こすことを心から願います。

そして、弁護士のお仕事ですので、ご興味のある方には弁護士の先生をご紹介します。

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