相続手続きと生前対策

東京都荒川区の行政書士、荒原です。

今日は相続手続きと生前対策についてです。

ノート

この前、生命保険会社の方から相続のことで、

相談を受けたのですが、

いまいち、生前贈与や相続税の控除額の減少になる実質的な増税等は知っていても、

相続の流れなどを知らなかったようだったので、

皆様もいまいち、相続流れってどうしたらいいの?っていう悩みも多いかと思います。

そこで、生前対策と相続の流れとの違いをお話します。

 

 

まずは、

相続というのはいつから始まるのか?

それは被相続人(相続財産を残し、亡くなった方)が亡くなった時からです。

ですので、生前に相続のことを契約で取り決めしても、契約は無効です。

 

そこで、被相続人がなくなった後、相続ですることは

1これは相続とは直接関係ないのですが、被相続人の所得税の申告です。

収入が国民年金だけ、または収入が特にないというときはしなくてはいいです。

しかし、何か商売をしていたり、一定額を越える年金や不動産収入等があった場合には申告が必要です。

 

 

2遺産分割協議

ここで、相続人(財産を受け取ることができる残された家族)がどのように財産を分けるかを話し合う。

そして、その話し合いによって決まった財産の分け方を記したのが遺産分割協議書です。

 

 

3相続税の申請

被相続人が亡くなってから、10か月以内に相続税の申告をしないと相続税の特別控除などいろいろな節税対策が使えないので気を付けてください。
また、相続税は払う必要がない方もいます。

残した財産額が

3000万+600万円×相続人数 を越えなければいいのです。

(厳密な計算はここでは省かせていただきます。)

例としては相続人3人のとき

3000万+600万×3=4800万円

ゆえに、相続財産が4800万円を越えなければ、相続税はかかりません。

 

4名義変更

遺産分割協議が終わり、遺産分割協議書ができたら、それの通りに財産の名義を変えなくてはいけません。

被相続人がなくなっても、財産の名義は被相続人のままで、

勝手に自分のものとしたり、または預金を下ろしたりできません。

そこで、遺産分割協議書をもとに不動産は法務局で登記をし、預金通帳などは金融機関で名義変更します。

以上が基本的な相続手続です。生命保険などに入っている場合はそちらの手続きも必要です。

また葬儀等も必要です。

 

 

それに対して、生前に相続対策としてできるのは、

・遺言書

・家族会議

・生前贈与

・財産の処分(土地の賃貸、マンションを建て賃貸など)

・生命保険に入る

・養子縁組による相続人の増加

などの方法があります。

しかし、生前にできることは相続税対策である生前贈与や財産処分、生命保険、養子縁組などが中心です。

 

 

相続が揉めないようにする方法としてできるのは、

以下の3つくらいです。

・遺言書を作る。

・家族会議

・生命保険加入

 

先ほど、生きているうちに亡くなった後のことである相続のことを取り決めても無効とお話しました。

複数の人間が取り決めの話し合いをし、何かを決めても無効です。

しかし、被相続人が自分の意思を残し、その意志通りに相続をしてもらうようにすることは法律上認められています

その意志を遺す方法が皆さんも知っている「遺言書」です。

(遺言書だけが認められるのが、本人の財産ならばその処分方法には本人の意思を尊重しましょうということです。)

 

さらに言えば、

決して法律上は認められていませんが、話し合って決めておくことは重要です。

後で、気持ちが変わり、覆されることもあるのですが、

遺言書と合わせて行うと揉める可能性はだいぶ減らせると思います。

 

 

そして、生命保険を入るのは、

財産の多くが不動産の場合には、どうしても財産分配が偏るんです。

そのために揉めてしまう。

そこで、生命保険を使って、偏りを均すことができれば、揉め事は減ラスことがかのです。

 

このように、生前対策と相続後の手続きは少し似ている部分もあり、混同しやすいので、気を付けてください。

特に家族での協議は相続前にしても、基本的には法的な効力はありません。あくまで、遺言書とともに行うことで争いを減らせる可能性があるということです。

 多くの方が話をしなくてはと勘違いしていますが、あくまで法的な効力があるのは相続が始まってからです。

ただ、家族間で話し合いお互いに理解しあえば、争いは減らせるだろうということです。

 

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