空き家の特措法

東京都荒川区の行政書士、荒原です。

今日は空家の特措法が施行されたので、その話です。

 無題 (8)

実は5月25日(月)に直前でTV朝日より、

空地に関する特別措置が施行されたことで、

空家で困っているお客様はいませんか?居たら紹介してもらえないですか?というお話をいただきました。

まぁ、もちろん断りました。

 

お客様のプライベートを紹介するのは、

行政書士としての守秘義務にも、

私の方針にも抵触するので、お断りです。

 

と、ここまで話がずれました。

本題は空家の特別措置法の内容と、

それが解決になるのか?

 

前に、空家の原因の一つになっているのは固定資産税の減額だという話をしました。

空家があると空家のある土地は、

法律上、土地の価値が減額されます。

 

これに対して、

今回の特別措置法では、

ある条件を満たした建物(危険な空家)の場合には、

その建物がある土地の価格の減額優遇は取り消し。

 

空家がある土地は

法改正前は

建物がある土地すべてが

土地の価格×1/6×1.4%=固定資産税

法改正後は

特措法により認定された空家のある土地は

土地の価格×1×1.4%=固定資産税となります。

 

 

つまり一定条件を満たした空家のある土地にかかる固定資産税は6倍になります。

こうなれば

、固定資産税が6倍かかるから空家をどうにかしようというのが政府の考え方です。

 

しかし、

これは正解ではないです。

そもそも、なぜ空家が生まれるのか?

空家が生まれる経緯は時系列で説明すると、

1、相続人が多く、話し合いすらできない。

        ↓うまく話し合いができても

2、土地や建物が、使い勝手が悪かったり、地方にあり誰もほしがらない。

  ↓もらってもいいという人がいても。

3、その土地・建物が売れない、建物を壊したり、リノベーションするのにかなりお金がかかる。

        ↓お金があって、リフォームできても。また売れても。

4、受け継いだ相続人が亡くなった場合に、次の相続人が1から始めるのです。

 

このように空家になるには、

1、遺産分割の話し合いができない。

2、土地や建物をもらう人が見つからない。

3、土地を相続する人がいても、その土地や建物をリフォームなどの使用も。売却もできない。

4、相続人が亡くなり、新たな相続の時にまた1に戻るんです。

 

ですから、

ただ固定資産税の優遇をなくしても、

そもそも、

上記のような流れで起きているので、

その結果でできたものに、さらに固定資産税の優遇があるので、

さらに助長しているとなるのです。

 

 

ただ、

上記の状況が変わらなければ、

固定資産税の優遇を無くすことは単なる増税です。

ここを財務省などは黙ったまま行う政府やメディアは、

卑怯です。

ですから、空家問題の解決は今回の法律でありません。

さらに言えば単なる増税ですから、完全な悪法です。

 

とここまで今回の空家に関する特措法についての話でした。

あくまで批判するだけだと・・・。

というのもあるので、

私はむしろ、建設業や宅建業での活用や、補助金などを考えていくことがないとダメだと思います。

 

 

 

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