仕入れはいつ計上??

東京都荒川区の行政書士、荒原です。

先日ニュースで、ある会社が所得隠しというニュースが流れました。

この話は案外、他人事ではありません。

企業もちろん個人事業主の方々も気を付けていただきたい問題です、

 

 

今回の件は長谷工コーポレーションという大企業で記帳・計上のミスがあったことが大きな問題でした。

所得隠しという問題ではなく、あくまで記帳上のミスではないかと思います。

実際に刑事事件として経営者の方々が捕まることはなかったです。

 

 

事の次第は、仕入れをした材料費を来期に繰り延べするべきものを今期に計上したことです。

さらに詳しく説明すると、決算時に未完成だった建設工事の材料費(仕入れ)などを来期に繰り延べせずに、計上してしまったという事のようです。

 

 

さて、仕入れという勘定科目で材料費を計上するタイミンぐは何時なのか?

原則は自身の商品の納入時、検収時(お客さまが納品の確認・受領印をした時)、サービスの提供終了時です。

つまり、商品をお客様・取引先が受けっ取った時なのです。

ですから仕入れで材料を計上しても、皆様は決算時期に棚卸を行い、未使用の材料などを調べて、来期に資産として繰り越しするのです。

 

 

また建設業を営んでいらっしゃっていれば、実際に材料を使用して残っていなくても、仕入れは建設工事が完了した事業年度に仕入れを計上するのです。正確には工事終了時まで繰り延べしとく必要があります。

例えば3月31日が御社の決算日で家一軒を建築する工事を開始したのが2月1日の時、基礎工事に必要なコンクリートを2月10日に仕入れて2月20日にはその基礎工事が終了していも、家の建築が4月に終了する場合には、コンクリートの仕入れは来季に繰り延べしなければならないのです。

これはあくまで原則です。

統一するこてが出来ていれば、税務署から問題にされることはないですが、

原則としては商品の納入や検収、工事の完成していないものは全て来期・来年の決算・確定申告へ繰り延べして計上しなくてはいけません。

商品ならば棚卸で貯蔵品勘定などで資産に、工事ならば未完成工事支払勘定に計上いたします。

 

 

この点は特に気を付けなければ、後に所得隠しと言われる可能性があります。

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